当院の治療

施術について
 

当院の鍼の特徴

当院の鍼の特徴は皮膚鍼・接触鍼と言って、鍼を皮膚にゆるくあてて優しく刺激していくやり方で施術を行うため、ほとんど痛みはありません。鍼を深く刺さずに皮膚に優しく当てて刺激していくことだけで、ツボは反応しますので、脈での診断によったツボの組み合わせで的確に治療する事ができます。鍼があたっているのかが分からない位ソフトな刺激ですので、鍼が怖いという方や鍼を刺した時のズーンとした響きに抵抗がある人でも安心できる施術です。
使用している鍼は、一回一回使い捨てのディスポーサブル鍼を使用しておりますので鍼による感染などの心配はありません。お灸についても、温かいと感じるところでお灸を取ってしまう手技で熱くなく痕も残りません。
まず脈によって東洋医学的に身体の状態・バランスをとらえ、接触鍼で深く鍼を刺さずに皮膚を優しく鍼で刺激していくことで、体の中のバランスを調えていきます。そうすることでからだ全体を活性化して新陳代謝を促し本来の治癒力が働く状態にします(これを本治法といいます)。その上で痛みなど症状に対する対症療法を行います(これを標治法といいます)。

当院の治療の考え方

生活の中の色々な要因(食事・習慣・メンタル的なもの)によって、身体の内臓の気(働き)のバランスが崩れることによって本来の自然治癒力が働かなくなり、その状態が続くことで疲労蓄積などが起こり、さらには様々な病気や症状へと発展します。症状を取ったからと言って、原因となっている崩れたバランスが戻るとは限りません。原因としてのバランスを整え無いと、同じ症状を繰り返す事になります。

対症療法として痛みなどの症状にのみ対処する事を狙う治療(標治法)が一般的に多いようですが、その根本となる内臓の気のバランスを整えることでより根源的な治療(本治法)を行うことが可能となります。勿論標治法の技術は必要でとても重要であることは間違いありません。しかし、標治法だけでは同じ症状を繰り返すことになってしまうので、ちゃんと治して行くには本治法がとても重要になってきます。
このような治療を続けることで、症状に対応するだけでなく体質自体を改善していくことができ、予防的に病気になりにくい体を作ることができます。疲れやすい、肌が荒れるなどは身体が疲れたりバランスを崩し始めている信号ですので、具体的な症状が無くても美容健康をキープ、養生的な意味で施術を受けることも病気の予防的な意味ではとても重要です。未病を防ぐ意味として是非当院を活用していただけたらと思います。
 
現代のストレス社会では働く成人だけでなく老人から子供までが様々なストレスを受け、病気や症状自体が時代と共に変化しております。西洋医学では治療が困難な病気も、東洋医学的診断によって治療出来る可能性が出てきます。身体の内面(内臓の働きや精神感情面)を捉えて病気になる原因を色んな面から診る事が出来る東洋医学の治療だからこそ、様々な病気や症状でも対処出来ると言えます。病院でやれる事は殆ど無い状態で諦めてしまっている方は、東洋医学的アプローチで改善する可能性がありますのでお気軽にご相談いただけたらと思います。

対象となる疾患

東洋医学は一つの完成された理論体系を元に行う治療です。
肩こり腰痛から、普通は病院にまず行く風邪などの疾患や、胃腸の問題なども十分に鍼灸適応の疾患です。
これらの症状も必ず五臓のアンバランスから起こる病気と常に捉えていきます。
東洋医学に則って診断することで、それらの一般的な疾患から、病院では中々治らない疾患でも治療対象となる場合がございますので、お気軽にご相談ください。

メンタル面と五臓と肉体の関係

人は自分らしく生きて活き活きとしてる状態が健康で、痛いのが無くなる、病気が良くなるという状態それだけでは健康とはいえません。当院では病気や痛みを取るのが治療という事だけでなく、治療の先に活き活き生活する、豊かに生きるという事を考えて治療や生活指導を行っております。
 
人は生活する中で、自分の中にある感覚・精神的な面や感情的な面のエネルギーをなんだかの形で表現(行動や言葉にするなど)して外にエネルギーとして出していかないと、発散できないエネルギーとなって体に篭ってしまい、各働きが停滞してしまう原因となります。つまり、緊張解れない状態やストレスの状態のままでいる事がこのような状態になるということです。この状態が長く続くと体調不良や病気へと繋がってしまいます。例えば、肉体疲労や胃腸の不良から風邪や癌ですらこういう状態から来るものと考えることが出来ます。
 
東洋医学では五臓(肝・心・脾・肺・腎)の働きが人間の生きる働きを生み出していると考えます。つまり人間の身体・精神の働きはすべて五臓に分類して考えることが出来、治療も五臓のバランスをとることで総てが治療対象となるという風に考えます。 内臓の働きから肉体的な反応が出ることはもちろんのこと、精神作用としての七神(魂神意智魄精志)と感情作用としての七情(怒喜思憂悲恐驚)が五臓の働きと密接に結びついており、メンタル面のアンバランスが内臓の働きの不調をつくるというのが理論的にも説明されております。つまり、七神七情のバランスを抜きには、体の状態は理解できないものといえます。
 
当院では、生活状態やメンタルの状態など含め東洋医学的に五臓のバランスを診ていき、五臓のバランスを戻すことで肉体的にもメンタル的にも状態を整えていくことが治療となります。これによって本人の肉体的感覚も戻り、フラットな精神状態になることで自己の自然回復力も戻ってきます。治療によって精神的な状態も落ち着くということが殆どです。体の状態と症状が一致していれば、場合によってはメンタルの病も治療可能となります。
当院では東洋医学的に分類できるメンタル的なものも踏まえて体の状態を診て行くのが特徴と言えます。